ジムニーといえば、コンパクトなボディと優れたオフロード性能で長年愛されています。
そのジムニーに新たな仲間「ジムニーノマド」が加わりました。
これまでのジムニーと異なり、5ドアになったことで、広々とした室内空間になっています。
「ノマドは気になるけど、燃費は実際どうなの?」
「普通のジムニーと何が違うの?」
このような疑問を感じる方も多いでしょう。
そこで本記事では、ジムニーノマドの基本スペックや実燃費について詳しく解説します。
ジムニーノマドのライバル社との比較も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ジムニーノマドってどんな車?
ジムニーノマドは、スズキが新たに発表した5ドア仕様のジムニーです。
従来の3ドアモデルとは異なり、後部座席の使い勝手が大幅に向上し、より多くの荷物を積めるようになりました。
では、ジムニーノマドの特徴を詳しく見ていきましょう。
ジムニーとの違いはどこ?より広く快適に進化
ジムニーノマドの最大の特徴は、やはりボディサイズの変更です。
従来のジムニーシエラと比べると、全長が大きくなりホイールベースも延長されました。
そのため、後部座席のスペースが広がり、大人が座ってもゆとりを感じられる設計です。
また、5ドアになったことで、後部座席へのアクセスが格段に向上しました。
従来の3ドアモデルでは、前席を倒して乗り降りする必要がありました。
しかし、ジムニーノマドならスムーズに乗り込めるため、ファミリー層にもおすすめです。
デザイン面では、ジムニーらしい角ばったボディラインをそのまま受け継ぎつつ、5ドアモデルならではの安定感が加わりました。
ジムニー特有の無骨さを残しながらも、より実用的なモデルへと進化しています。
オフロード性能はそのまま?走りの特徴について
ジムニーといえば、険しい山道や悪路でも走破できる優れた走行性能が魅力です。
ジムニーノマドでもそのDNAはしっかりと受け継がれています。
パートタイム4WDが採用されています。
必要に応じて4WDへ切り替えると、砂利道や雪道でも安定した走りを実現できます。
エンジンには1.5Lの自然吸気エンジンが搭載されています。
そのため、街乗りでも十分なパワーを発揮します。
トランスミッションは5速MTと4速ATの2種類から選択可能です。
オフロードを重視するならMT、快適な運転を求めるならATといった使い分けができます。
また、ボディサイズが大きくなったことで安定感が増し、長距離ドライブでも疲れにくい設計になっています。
ジムニーノマドの燃費って実際どうなの?
ジムニーノマドを検討する際、特に気になるポイントの一つが「燃費」です。
ここでは、ジムニーノマドの燃費について詳しく解説します。
カタログ燃費と実燃費の違いを理解しよう
まず、カタログに記載されている燃費は「国土交通省の基準に基づいた測定値」です。
したがって、実際の運転状況とは異なる場合が多いです。
ジムニーノマドの場合、カタログ燃費は約14.5km/L(JC08モード)です。
これは、車を一定の条件下で走行させた場合に計測された数字です。
実際の運転では、道路状況や運転の仕方、天候によってこの数値は変動します。
ジムニーノマドの実燃費はどれくらい?
ジムニーノマドの実燃費は、約12km/Lから13km/L程度が一般的です。
これは街乗りや長距離ドライブを行った場合の平均値であり、運転方法や道路状況に応じて多少前後します。
例えば、高速道路を一定の速度で走行した場合や、渋滞の少ない道路を走ると、12km/L後半から13km/Lを記録することもあります。
一方、山道や悪路を走行する場合は、燃費が少し低下し、12km/Lを下回ることもあります。
特にジムニーノマドは、オフロード性能を重視しているため、悪路での走行時には燃費が悪化することがある点も考慮しておくとよいでしょう。
ジムニーシエラとの比較:燃費はどう変わる?
ジムニーノマドは、従来のジムニーシエラと比べて車体が大きくなり、ホイールベースも長くなっています。
これにより、安定性や快適性は向上しましたが、燃費には多少の影響があります。
ジムニーシエラの実燃費は、MT車で約13.3km/L、AT車で約12.5km/L程度と言われています。
これに対して、ジムニーノマドは約12.9km/L(MT車)・約12.1km/L(AT車)となり、約3%ほど燃費が落ちる結果となっています。
車重が増え、車体が大きくなった分、燃費が若干悪化していることがわかりますが、それでも十分な燃費性能を持っており、アウトドア派にも街乗り派にも満足のいく数字です。
実燃費に影響する要素とは?
ジムニーノマドの実燃費に影響を与える要因はいくつかあります。
まず、運転の仕方が重要です。
急加速や急ブレーキを多用する運転は燃費を悪化させるため、穏やかな運転を心掛けると、より良い燃費を実現できます。
また、荷物をたくさん積んだ状態で走行すると、その分車両の重さが増し、燃費が低下することもあります。
さらに、タイヤの空気圧も燃費に影響を与えます。
タイヤが適正な空気圧でないと、転がり抵抗が大きくなり、燃費が悪化する可能性があるため、定期的にチェックしましょう。
燃費を意識した運転方法でさらに向上
ジムニーノマドの燃費は、いくつかの運転方法を意識すると良くなります。
例えば、急加速を避け、一定の速度で走行するよう心掛けると、燃費は改善されます。
また、エンジン回転数を過剰に上げず、スムーズに走行すると、燃費の向上が期待できます。
ジムニーノマドは、オフロードやアウトドア向けの車ではありますが、日常使いでもしっかりと燃費を考慮した運転ができる一台です。
燃費を上手に意識しながら乗れば、快適なドライブを維持しつつ、経済的にも無理なく運転できます。
ジムニーノマドの競合車との比較
ジムニーノマドは、そのユニークな魅力から非常に人気のあるモデルですが、同じようなコンセプトの車もいくつか存在します。
ここでは、ジムニーノマドと競合する他の車と比較してみましょう。
ジムニーノマド vs. トヨタ ランドクルーザー 70
ランドクルーザー70は、非常に堅牢な作りと優れたオフロード性能で知られるトヨタの名車です。
ジムニーノマドと同じく、オフロードを重視した車ですが、ランドクルーザー70はそのサイズ感と重量がジムニーノマドとは大きく異なります。
ランドクルーザー70は、全長4,235mm、全幅1,860mm、全高1,915mm。
ジムニーノマドに比べて全体的に大きく、重さも増しています。
これにより、オフロードでの走破力は非常に高い一方で、街乗りのしやすさや燃費の面ではジムニーノマドに軍配が上がります。
ジムニーノマドはコンパクトで取り回しやすく、都市部での使用にも適しています。
しかし、ランドクルーザー70は極端なオフロード性能や重視される荷台の広さなど、長期的な耐久性や過酷な環境での運用を重視する人には魅力的な選択肢となります。
ジムニーノマド vs. 日産 エクストレイル
エクストレイルは、クロスオーバーSUVとして、都市部とアウトドアを両立できる車です。
ジムニーノマドと比較して、エクストレイルは車体が大きく、快適性や高級感を重視した装備が多いのが特徴です。
エクストレイルは、全長4,630mm、全幅1,830mm、全高1,740mm。
ジムニーノマドより少し大きめですが、後部座席や荷室は広く、長距離ドライブや家族での旅行に向いています。
一方、ジムニーノマドはそのコンパクトな車体とオフロード性能に優れ、特に狭い道や悪路を走るときにその強みを発揮します。
ジムニーノマドは「オフロードを楽しみたい」「狭い道でも快適に運転したい」といった方には適しています。
エクストレイルは「長距離ドライブや家族での快適な移動」を重視する方に向いているでしょう。
ジムニーノマド vs. スズキ クロスビー
クロスビーはスズキの人気コンパクトSUVです。
ジムニーノマドと同じくスズキ製の車ですが、その特徴は大きく異なります。
クロスビーはジムニーノマドよりもさらにコンパクトで、都市部での使い勝手を重視したモデルです。
クロスビーは全長3,760mm、全幅1,625mm、全高1,655mm。
非常に小回りが効くサイズ感で、街乗りに非常に便利です。
燃費もジムニーノマドより優れており、街中での運転が主な方にとっては非常に使いやすい車です。
しかし、クロスビーはオフロード性能ではジムニーノマドに劣ります。
悪路での走破性や大きなタイヤ、四輪駆動システムに関してはジムニーノマドの方が一歩リードしています。
クロスビーは主に舗装された道を快適に走ることを目的としており、本格的なアウトドアや悪路走行を重視する人にはジムニーノマドの方が適しています。
まとめ
今回は、「ジムニーノマドの魅力とその実際の燃費性能」について解説しました。
ジムニーノマドは、コンパクトな車体でありながら、優れたオフロード性能と快適な街乗りが両立したバランスの取れた車です。
特に、広い室内空間や荷室の使い勝手の良さが魅力で、アウトドア好きや長距離ドライブを楽しむ方にぴったりの車です。
また、実際の燃費に関しても、実用的な範囲で良好な結果が得られることが確認されており、日常使いにも十分対応できる性能です。
競合車との比較を通じて、ジムニーノマドが持つ独自の強みが明確になりました。
あなたのライフスタイルに合った車選びにおいて、ジムニーノマドは素晴らしい選択肢となるでしょう。
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